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暑さを軽減する3つのポイント

暑さを克服するための必要な対策として3つのポイントを紹介させていただきました。住居の断熱性能の低さにありました。外の熱気が入り放題の家では、いくら冷房を強くしても快適にはなりません。だからといって熱さを我慢していると、今度は熱中症の危険も出てきます。暑さを軽減するポイントについて伝えたいと思います。参考にしてみてくださいね。

1. 適切な断熱計画
2. 通風を考慮した窓計画
3. 適切な日射遮蔽計画

適切な断熱計画

断熱計画について、「どんな断熱材を使ってますか?」と聞いてくる方が多いと思います。建物の断熱性能は断熱材だけで評価されるものではありません。いくつかの要因の中の1つに過ぎません。断熱材は断熱性能を評価する基盤部分であるので、まずは「断熱材」について少し整理してみたいと思います。イロイロ調べ始めるとかなりの種類の断熱材が存在していることがわかります。そうなれば一体どれが一番いいのだろうか?迷う方もいらっしゃると思います。「この断熱材が一番!」という情報にめぐり合うことが難しいでしょう。実は断熱材という商品そのものに大きな性能差というものはあまりありません。それぞれに特徴がありいい部分もあるし、欠点がある部分もあります。グラスウールやロックウールに代表される「繊維系断熱材」アクアフォームやモコフォームに代表される「現場発泡吹き付け断熱材」そしてセルロースファイバーの「自然素材系断熱材」に分けられます。外断熱やら充填断熱やらその両方を施す付加断熱など断熱工法にもそれぞれ特徴があります。代表的な断熱材の性能値(熱伝導率)を確認しましょう。

  1. 繊維系断熱材:高性能グラスウール:0.38w/mk
  2. 発泡吹付断熱材:アクアフォーム:0.36w/mk
  3. 自然素材断熱:セルロースファイバー:0.40w/mk

熱伝導率は「熱の伝わりやすさ」を表す数値なので、数字が小さい方が性能が高いと言えます。それぞれの断熱材の熱伝導率ではどうなのでしょうか。実際の断熱性能は「どの断熱材をどのくらいの厚みで使うか」で評価されます。熱抵抗値と呼ばれるものです。熱抵抗値は「熱の伝わりにくさ」を表す数値で熱伝導率とは逆に数字が大きい方が断熱性能が高いと評価されます。断熱材性能はこの熱の伝わりにくさを期待されているのです。

K様邸 気密テープ1

和室は、気密シートと気密テープを貼りました。

熱抵抗値とは

熱抵抗値は断熱材の厚さが分子にきてますので、当たり前ですが断熱材の厚さが熱抵抗値を高めることになります。どの断熱材(種類)をどのくらいの厚みで施工するかが評価の対象になります。

断熱材の厚みが重要

日本の木造住宅で採用されている多くの充填断熱工法です。充填断熱工法は読んで字のごとく壁の中に断熱材を充填する工法ですので、壁厚がそのまま充填できる断熱材の厚さの上限となります。木造軸組工法であれば、柱は105角が標準ですので充填できる断熱材の厚さは105mmとなります。同じ木造軸組工法でも例えばSE構法のように柱が120角あれば断熱材の厚さは120mmまで充填できます。また同じ木造住宅でも2×4工法は幅89mmの構造材で構成されますので充填できる断熱材は89mmが上限となります。おなじ断熱材を使い、充填できる厚みの上限で施工すれば断熱性能は厚みに比例しますので、SE構法>木造軸組工法>2×4工法という順番になります。そこで2×4工法に熱伝導率の低いアクアフォームを使った場合の熱抵抗値を計算してみると0.089m/0.036W/mk=2.47㎡k/mではSE構法に熱伝導率が若干高かったセルロースファイバーを施工した場合の熱抵抗値を計算してみると0.12m/0.040W/mk=3㎡k/mとなり、また同様に105角の木造軸組工法で計算してみても2.625㎡k/mとなりますので、いかに断熱材の厚さが熱抵抗値(熱の伝わりにくさ)に貢献するかがわかると思います。断熱材メーカーは断熱材の商品を作っている会社なので、熱伝導率の低さを一生懸命アピールしますが、その厚みを選択するのは施工会社となりますので、どの断熱材がいいかという商品選びだけの目線では、正しい断熱性能の評価ができないことがお分かりいただけると思います。違った見方をすれば、同じ厚みならば熱伝導率の低い断熱材の方が熱抵抗値が高くなりますので断熱材選びの意味がでてきます。ならば少しでも熱伝導率の低い値の断熱材を!と考えるのが普通です。先ほど繊維系断熱材の代表例として高性能グラスウール16Kを挙げましたが、今はもっと高性能な20Kや24K、36Kなども出てきました。繊維系の断熱材は、用途による種類の豊富さや厚みの豊富さ、そして他の断熱材よりも価格が安いという利点があり広く使われています。ならば高性能な繊維系の断熱材を使うのが一番いいし費用対効果も高いという当たり前の結論が導き出せます。

断熱効果は気密が

繊維系の断熱材に比べ、現場発泡吹き付け断熱材や、セルロースファイバーに関してはかなり精度の高い断熱施工ができます。壁の中にどんなに配線や配管が埋設されていてもその材料や工法の特性上綺麗に施工することができます。気密測定を行うと、繊維系の断熱材を施工した一般的な現場よりも確実にいい数値を確認することができます。断熱と気密は別々の施工ノウハウが必要で、非常に手間がかかる工事ですが、断熱の効果は気密性とセットで考えなければならないので、断熱工事が終わると同時に気密性が確保されている現場発泡吹き付け断熱材や、セルロースファイバーは非常に優秀な断熱材と言えます。アトムアソートの住宅も、快適な室内空間を保ちながら、自然素材に特化した住宅の設計施工も手掛けていますので気になる方は、ご連絡くださいね。弊社は、自然素材の塗料を取り扱いしており、健康住宅を目指し、皆様に健康で長く快適な暮らしを提供しております。自然エネルギーの利用と有効活用をして省エネルギー住宅に努めています。環境に優しい自然素材を利用した住宅のなので体に優しく快適な住空間が実現できます。家族構成やライフスタイル、敷地等にあわせた自由度の高い注文住宅をご提案します。生活スタイルに合わせて長く心地いい自然素材を組み込んだ健康住宅を実現しましょう。身体に優しい注文住宅に関するお問い合わせは、弊社までご連絡ください。

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